CONTRABAND "2001 Slim Tapered"

CONTRABANDの定番モデル "2001 Slim Tapered" のご紹介です。

 "2001 Slim Tapered" は、デザイナーが20年以上改良を続けてきたスタイリッシュさを追求したスリムシルエット。

浅すぎず深すぎず設計された股上、足をすらりと長く見せる細身のテーパーシルエットはCONTRABANDの代表作。

 

細身のジーンズはシルエットが命。

腰回りのパターンを極限まで立体的に設計することで、着用時にヒップラインが美しく見えるように計算しています。

洋服は曲線の縫製がとても大切。

厚手のデニム生地になるととても生地が硬く、ジーンズは様々な特殊ミシン使用して縫製するので曲線の縫製には特に技術が必要で、表現するにも限界があります。

限界まで立体的に製図されたこのシルエットを実現できたのは縫製工場の高い技術があってこそです。

特徴は腰回りのフィット感。

 通常、セルビッチデニムを使用したジーンズは両脇に「耳」を使用することが多いのですが、この「耳」は生地の端の部分になるので「直線」です。

よって両脇に「耳」を使用すると、脇の製図は直線が基本。

しかし脇が直線では人間の身体に沿わず、どうしても穿いた際に収まりが悪くなってしまいます。

しかし、特殊な製図でその問題を解決したのが今回のジーンズ。

企業秘密なので詳しくは明かせませんが、セルビッチデニムの「耳」を脇に使用しながらも、身体に沿う立体的なシルエットを実現しています。

 

 

■素材と各モデル

"2001 Slim Tapered"に使用する素材は、「デニムのふるさと」岡山県・井原市で織られる最高品質のセルビッチデニムを厳選し、シルエットは同じで素材違いとなる数種類のモデルをラインナップしています。

 

■13.5oz Zimbabwe Selvage

13.5ozのジンバブエコットン素材のセルビッチデニムを使用したモデル。

ジンバブエコットンを使用したデニムはとてもしなやかでソフトな質感で、高級感のある色合いが特徴です。

リジッドジーンズは未洗いの状態だと上品で雰囲気が良いのですが、数回洗濯をするとある程度色落ちが進むまで少し表情が乏しくなりますよね。

この素材はほんのりとグリーンがかった深いインディゴカラーで、リジッド~ワンウォッシュ、そして色落ちするまでの間も安定して上品な表情を保ちます。

13.5ozなのでリジッドでもゴワゴワせずに、穿き心地も極上。


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■14oz Black×Black Selvage

 

こちらは素材違いで経緯にブラックの糸を使用したBlack×Blackの14ozセルビッチデニムを使用したモデル。

着用イメージはこちら。

ブラックデニムは経糸が黒、緯糸は白のものが一般的ですが、黒×黒のデニムは色落ちしても生地の白場が出ず、奥行きのある濃いめのダークグレーに色落ちしていきます。

こちらも綿はジンバブエコットン。

14ozのセルビッチデニムなので、ブラックでもしっかりとした重厚感があります。

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■15oz Low Tension Selvage

15ozのローテンションセルビッチデニムを使用したモデル。

同素材のシルエット違いで《"2022 Classic Tapered"15oz》があります。

この素材は岡山県井原市の有名な生地メーカー「岡本デニム」さんが生産するセルビッチデニム。

ローテンションセルビッチとは、通常より弱めのテンションで生地を織ることで、ふんわりと柔らかな表情と奥行きのある色合いを表現した岡本デニム自慢の逸品です。

一度に大量に作ることができないとても貴重な生地です。

色味は特濃色のインディゴカラー。

ローテンション特有のふんわりと温かみのある質感、15ozと厚手ながらも穿くたびに身体に馴染み、ソフトな穿き心地に変化するのが特徴。

また色落ちも素晴らしく、「色落ちを楽しみたい」という方にはピッタリのモデルです。

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■ディテール

(※以下画像は別生地のものが含まれます)

定番モデルについては全て同じ仕様になりますが、後ろ中心、バックヨーク、そして内股まで全て巻き縫い。

そしてCONTRABANDのジーンズの一番のテーマである「内面の美しさ」を追求し、比翼と持ち出しのパーツ、そして脇のスレーキに至っては通常のジーンズに見られる「オーバーロック」を一切排除。

オーバーロックって、どうしても麗しく見えない。

かといって、パイピングでは芸がない。

では耳使いにしようか...とも考えたものの、セルビッチデニムを使用しているからといっていろんな場所に耳を使うのも品がないような気もして、こうした小さなパーツにセルビッチの「耳」を使用すると、一本のデニムを作るのに必要な生地要尺が一気に増え、生地も無駄に余ってしまうんです。

できるだけ生地を上手く使って、余りが出ないように考えるのも洋服を作る上では大切なこと。

 

↓ 比翼部分。

ここではあえて説明しませんが、持ち出し部分の縫製にはちょっとしたギミックがあります。


↓ 持ち出し部分

 

裏返して見てみるとこんな感じです。

画像ではポケットスレーキが無地のものですが、本生産品はほんの少し模様の浮かんだオリジナルのスレーキを採用予定。

こちらは届いてのお楽しみです。

 

そしてこのスレーキの脇の部分にも注目ください。

 


この部分、15ozの厚い生地をスレーキで包んで、そこに表から「ターンバックステッチ」を入れるんですが、この部分に関しては縫製する工場も相当骨が折れると思います...

さらにその上にベルトループまで乗せるという無茶仕様。

こんな面倒で難しい仕様も丁寧かつ綺麗に縫製してくれる縫製工場は...神ですよ。

「縫うことはできる」のと、「綺麗に仕上げる」というのは全く異なりますから。

 

内股も巻き縫い、そして裾はユニオンスペシャルでチェーンステッチ。
裾のステッチ巾もジーンズのイメージに合わせて少し広めに。

 

バックポケットは裏から生地を合わせて補強しています。

ヒップに対してのバランスを計算してスッキリと小さめ。

あえて隠し閂止め、リベットは打たずに、ステッチ巾もスッキリとシャープに見えるようにデザインされています。

バックポケットの大きさでヒップの見え方が全然変わってくるので、シンプルながらも大きさや形状含めてこだわりのポイントです。

補強にもひと工夫していて、着用によってアタリが出るように計算しています。

 ↑画像は別生地のもの

 

そして付属パーツ。

フロントはボタンフライ仕様です。

ボタンフライにするのには理由があって、ボタンフライにすると比翼で生地が重なるので、着用による経年変化がファスナー仕様と異なってきます。

また、穿いたときのシルエットもファスナー仕様に比べて重厚感があることからボタンフライを採用しているのも、こだわりのひとつです。

ボタン、リベットはシンプルにブラックニッケルカラーで統一。

 

スクエアにデザインした革パッチは牛革に"CONTRABAND"のロゴを刻印。

内側にベルトを通せるように上下のみ縫い付けることでベルトループの役割を兼任します。

染めた革の表面にオイルを染み込ませ、バフをかけることで光沢を出した高級感のある革パッチは着用を続けるとより味わい深い表情に変化していきます。

↓の写真に少し写っているベルトループにもちょっとしたこだわりがありますが、それはまたの機会に。

他にも縫製する糸の種類や太さなども耐久性を考えて使い分けていたり、ちょっとした部分にも細かいこだわりがあったりします。

 

また、別売りの"SILVER TAG"をベルトループに取り付けることで、素材や縫製の上品さと高級感をより高めてくれます。

"SILVER TAG"についてはSilver925製、彫刻作家として活躍するJunji Morimoto氏が原型制作から仕上げ作業までを行うという贅沢なオプションパーツ。

※現在画像準備中

 

 

 丈夫さ。

高級感。

味のある色落ち。

スタイリッシュなシルエット。

そして丁寧な仕事による美しい縫製。

 

是非一度CONTRABANDのジーンズに足を通してみてください。

必ず私達のもの作りに対する情熱が伝わるはずです

《CONTRABAND定番ジーンズ一覧》