
CONTRABAND "Tyler"
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CONTRABANDの新定番ジーンズ"Tyler"(タイラー)のご紹介です。


まず、素材についてですが、このモデルは13.8oz "Shiny Selvedge Denim"と名付けたCONTRABANDオリジナル生地を使用しています。
【唯一無二の素材感を持つ、シャイニーセルビッチデニム】
この生地開発の裏側には、CONTRABANDの前身ブランドとして10年間続けてきたLibertad(リベルタ)時代のベストセラージーンズを復刻しようという目論見がありました。
しかし、当時の生地が廃番、同じものはもう作ることができないという状況の中、生地メーカーの担当者と「ではより改良を加えて、もっと良い生地を開発してはどうか」とスタートしたのがこの素材が生まれたキッカケです。
国内のセルビッチデニムって、大半がヴィンテージデニムの組成なんかを元に企画・開発されていて、それぞれ特徴はあれども、色落ちや風合いについては「ヴィンテージ感」を意識されたものがほとんど。
CONTRABANDでは、もとよりヴィンテージのレプリカではなく、「ジーンズをより上品なアイテムとして形にしたい」という強い想いがあり、ヴィンテージ色の強いセルビッチデニムを、いかに上品で洗練されたものに仕上げるか、というところにフォーカスしました。
結果、一年以上の歳月を経て完成したのがこの"Shiny Selvedge Denim"。
名前の通り、輝くような上品な光沢を持つこの素材は、デニムのふるさと・井原市のデニム作りのノウハウと知恵が詰め込まれた、唯一無二の生地となりました。
【洗練された都会的なシルエット】
洗練された素材には洗練されたシルエットを。
CONTRABANDの定番として好評いただいている"2001 Slim Tapered"は、私達が2001年に初めてジーンズを作った頃から、20年以上も修正と改良を繰り返して完成しました。
現在、CONTRABANDではこのSlim Taperedと、Classic Taperedを定番として据えていますが、このスリムタイプは、穿く人をスタイリッシュに見せる為に計算した、普遍的な定番シルエットとしてご好評いただいています。
深すぎず、浅すぎない股上と、無駄をそぎ落としたヒップライン、膝から緩やかにテーパーさせたレッグラインが脚長効果と都会的な印象を与え、ファンの方からは「一度穿くと他のジーンズが野暮ったく見えてしまう」とのお声もいただいています。

【日本の感性が宿る、"仕立て"と呼べる縫製仕様】
ジーンズは昔から「工業製品」として、量産することを目的として作られてきました。
一本のジーンズを少しでも早く縫い上げる為に、また、時代背景に合わせて様々な仕様が生まれてきましたが、CONTRABANDでは、ヴィンテージデニムの仕様を模倣するのではなく、日本の感性をもって、製品が少しでも美しく仕上がるように目につかない部分にまでこだわりを持っています。
ジーンズに多用されるオーバーロックミシンを排除し、生地端を隠して裏側の見映えまで配慮した縫製仕様と、実際に着用する過程で求められる耐久性を考慮したステッチ使い。
細部にまで意識を配り、「日本の感性」で作られた"仕立て"と呼ぶことができる、丁寧な縫製こそ、CONTRABANDのジーンズの一番の特徴。
昨今、日本国内のジーンズ縫製工場でも海外実習生による縫製、モノ作りが主流になりました。
もちろん海外実習生が悪いというつもりは全くありません。
技術もあれば、縫うのも早い。
しかしこんな時代だからこそ、全ての工程を日本人の手によって行うことで、「純国産ジーンズ」、「日本製」として誇りを持ち、「これが日本のモノ作りだ」と胸を張ることができる、そんなジーンズ作りを目指したいのです。
ほんの些細な部分にも丁寧さと気遣いの感じられるジーンズ。
日本の繊細で丁寧なモノ作りを愚直に続ける、そんなブランドがあってもいいじゃないですか。
【カスタマイズ自由、あなただけの一本を】
定番モデル"Tyler"(タイラー)は、カスタマイズにも対応しています。
オプションカテゴリ内にあるボタンやリベット、革パッチを、自分好みの仕様にアレンジできるのも楽しみのひとつ。
ドーナツ釦や月桂樹ボタン、打ち抜きリベットなどヴィンテージライクなものから、ちょっぴり上品な小ぶりのリベット。
釦ひとつ、リベットひとつで、同じ生地、同じシルエットでも印象がガラリと変わります。あなただけのお気に入りの仕様が、脚を通す度に気分を上げてくれる、そんな一本をお届けすることが、作り手の最高の幸せです。